=========麹町ウぉーカー(麹町遊歩人)NO41========
昨日、梅まだ咲き切っていない「吉野梅郷」から、雪が今だに解けていない「日の出山」を歩いてきました。 毎朝TVで「桜前線」の情報が流れるようになりましたが、山里はまだまだです。 「吉野梅郷」も、これから梅の満開を迎えるようです。 梅も桜もまだまだですが、スギ花粉は満開というのでしょうか、吹く風に花粉が舞っているのを 麹町は、何時桜の満開を迎えるのでしょう? 今回は、桜の咲く前のちょっとした桜情報です。 ====================================== 麹町ウぉーカーNO25号で千代田区三番町24にあった「群書類従」を編纂した 「史跡塙保己一和学講談所跡」を紹介したときに「番町に過ぎたるもの二つあり、佐野の桜と塙保己一」 この「佐野の桜」というのは現在の千代田区三番町大妻女子大学の敷地にあった 千代田区番町のパンフレットなどでは必ず紹介されるポイントの一つである。 佐野善右衛門は1784年(天明4年)3月24日江戸城中中之間で田沼意次(たぬまおきつぐ)の息子田沼意知(おきとも) 善右衛門はその場で取り押さえられ、伝馬町の屋敷で4月3日に切腹させられた。 享年28歳であった。 この事件の原因については諸説あり、田沼がもともと主家にあたる佐野家の系図を 借りたまま返さなかったとか、佐野庄の佐野大明神を田沼神社にしたとか、将軍の鷹狩の際に手柄を横取りにされたとか、 佐野善左衛門政言は切腹後、浅草の徳本寺に葬られたが、田沼の賄賂政治に飽き飽きしていた庶民は佐野が切腹した後、 「世直し大明神」と称え、墓参の人が絶えなかったという。 この事件を境に田沼意次の権勢にも陰りが見えはじめ、2年後に老中を罷免された。
現在では、大学院、大学、短大、高校、そして中学を設置する有名な女性の総合学園である。 現代の各大学で休日や夏休みなどに行われているオ−プンカレッジをはじめたのも大妻コタカ女史なのだそうです。 ところで大妻学園の校訓をご存知でだろうか。 なんと「恥を知れ」である。 創立者・大妻先生は「これは決して他人に対して言うことではなく、あくまでも自分に対して言うことです。人に見られたり、 最近、電車で見かけるようになった、なんら恥らうこととなく化粧をしている女性に対して大妻先生は嘆いておられるのでは 大妻先生の「恥を知れ」という言葉は、日本人の恥の精神文化を忘れた今の日本人に向けられた教訓なのかもしれない。 ====================================== 先日、麹町近くの隼町にある国立演芸場(国立劇場隣)で落語を聴いてきました。 やっぱり国立という看板でしょうか、出演者の皆さんすべて、気合が入りすぎて、 上野や新宿の寄席とは雰囲気が違っていました。枕噺も気を使っているし、最初から 演目に入ってしまう噺家もいるし、落語は芸術か?なんて雰囲気でした。 でも気軽に落語、そして江戸文化に触れることできますよ。 電話予約できます。自由席ですが料金が安くなります。私は1700円でした。 いつもは昼間だけの興行ですが、何回かPM6時からの興行もあるようです。 下記「日本芸術文化振興会」のHPで確かめてください。中に国立演芸場の案内がありますよ。 H氏のHPは、地元「伊奈町の石仏」など更新しています。 メルマガのバックナンバー&解除の登録は次のアドレスへ http://www.mag2.com/m/0000073086.htm |